鍼灸について
鍼術は金属性の細い針を経穴(ツボ)に刺入し、機械的刺激を加えることで生体反応を引き起こし、病気の予防や治療を行う療法です。
灸術はもぐさを燃焼させて経穴(ツボ)に温熱刺激を加えることで生体反応を引き起こし、病気の予防や治療を行う療法です。
どちらも、鎮痛、自律神経系、内分泌系の調節による全身的な影響や、血流の調節や免疫機能の変化が生じ、症状や病態が改善するとされています。
鍼灸治療は、日本には6世紀の初めに伝来し、今日まで綿々と受け継がれている伝統療法ですが、近年では科学的な実験や研究が進み、その効果が証明されてきています。また、補完医療・代替医療として、日本のみならず欧米でも大変注目されています。
当院では各種徒手検査法により病態把握をしたうえで、お一人一人に合わせた治療を行っております。
衛生面と安全面に最大限の配慮をし、使用する鍼は直径0.12mm~0.30mmの髪の毛より細い鍼です。
全て使い捨ての鍼を使用しております。
お灸は煙の出ないお灸を使用しております。
リラックス効果を高めたい方には、フルーツや花の香りのアロマ灸を
ご用意しております。
AKAについて
AKAは関節運動学的アプローチ(ArthroKinematic Approach)の略称で、関節運動学に基づく治療法です。関節の遊び、関節面のすべり、回転、回旋などの関節包内運動の異常を治療する方法です。
AKAの効果は、特に仙腸関節の機能異常に対して著明です。さらに、全身の関節を調節することで、痛みやさまざまな症状の改善に有効です。
当院ではボディ・ケアのプログラムに取り入れております。
大変ソフトな手技ですので、是非お試し下さい。