パーキンソン病鍼灸フォーラムに参加してきました。
パーキンソン病は脳の黒質の変化→ドパミンの減少が原因で発症すると言われていますが、もし人の寿命が120歳まで延びたなら、誰もがパーキンソン病になると言われるくらい、高齢化が進む日本では他人事ではない病気です。
最近はリンパ浮腫療法士としての仕事が多い私ですが、今日は鍼灸師として、パーキンソン病にどういう関わりができるか、勉強しにいってきました。

今日が第一回で、信濃町の慶應大学医学部の施設をお借りしての開催です。
参加者は全国から集まっていて、JR信濃町駅で一緒になった先生は大阪からいらしていました。会場は満員御礼。そうそう、埼玉医大・東洋医学センター研修生時代の先輩もいらっしゃっていて、約1年半ぶりにお会いしました。偶然席が近くだったんです^^。
それから、鍼灸学校時代の同窓生にも会いました。クラスは違うけど図書室仲間で、国試前よく図書室で一緒に勉強したのです。彼女は東日本大震災後、東京と岩手(福島だったかも…)を往復しながら鍼灸活動をしているそうです。やはり1年~2年ぶりの再会でしたが、タイミングが悪く、5分程度の立ち話しかできませんでした><。是非今度ゆっくりお酒でも飲みながら近況報告しましょうね、藤林さん!!

さて、そんな懐かしい再会もありながら、パーキンソン病のセミナーは「パーキンソン病の理論」「パーキンソン病の鍼灸治療」「運動機能テスト」等々、丸一日かけて充実した講義を拝聴しました。

パーキンソンF鍼灸治療の大脳辺縁系への作用やパーキンソン病の自律神経症状に対する鍼灸のアプローチなど、鍼灸師として研究すべきことや介入できる場面が多々あることを知りましたが、私が今日最も印象に残ったのは、鎌ヶ谷総合病院・神経内科の湯浅先生が講演の最後に仰った「盆栽とは剪定と副木(現代西洋医学)と根の養生(鍼灸)の妙で成立する命の芸術である。東西医療かくあるべし」の一言でした。不要な枝を取り除き、枝や幹の形を整えることも重要ですが、根から充分に水や栄養を吸収できないと結局立枯れてしまう盆栽に西洋医学と鍼灸をなぞらえてのお言葉です。
日本の医療のあるべき姿として心得ました。