今日は「リンパ浮腫・他疾患との鑑別」と題したナイトセミナーに参加しました。
山王メディカルセンター・血管外科の池田先生による特別講義です。
むくみをきたす疾患は色々あるので、正しい鑑別はとっても重要です。さもないと、不適切な治療でむくみを増悪、場合によっては重篤な状況に陥らせてしまいますから。

講義はまず全身性の浮腫と局所性の浮腫について。むくみには身体全体がむくむものと、腕だけ・脚だけなど身体の一部がむくむものがあります。リンパ浮腫は局所性の浮腫になります。
次は圧痕性と非圧痕性の浮腫について。むくみを指で押した時に窪むか・窪まないか、窪んだ場合どの程度圧痕が残るかで、疾患の鑑別や浮腫の重症度の判定をします。リンパ浮腫は病期によって圧痕性だったり非圧痕性だったりします。つまり、圧痕性か非圧痕性かでリンパ浮腫の病期が判ります。
そして、どちらも下肢の片側にむくみをきたす「リンパ浮腫」と「深部静脈血栓症」との鑑別について講義を受けました。過去に何度か学んでいますが、復習ってやっぱり重要ですね。

ところで、今回私のアンテナが一番反応したのは、池田先生の何気ない一言でした。
『リンパの流れは特に呼吸ポンプ作用で亢進する。息を吸ったときにリンパも血液も流れるので弾性ストッキングを履く時も深呼吸をしながら履くと効果的。』と言う一言でした。
呼吸(特に深呼吸と腹式呼吸)の大切さについて患者様に伝えるのに教科書的な言い方しか出来ていなかったので、このフレーズ、早速取り入れさせて頂きます^^。

次回は9月26日に講義があるので、新しい知識と情報をゲットしたらお知らせしますね!